異動を拒否し転職する時は好印象を与える履歴書を書く

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履歴書が大事

看護業界は人手不足のため、看護師の求人が多くあります。そのため、他の職種に比べて応募者が有利と言えますが、条件の良い高待遇の求人は応募する人が多く、採用基準が厳しいです。自分の希望にあった高待遇の求人に採用されるためには、履歴書や職務経歴書などの書類が大事です。正しい履歴書の書き方をおさえておくと、採用担当者に好印象を与え採用されやすいです。

手書きで丁寧に

最近は履歴書をパソコンで作成する人が増えてきました。字を書くのがあまり得意ではない人や、何度も履歴書を書かなくてすむので便利だと思われがちですが、採用担当者は手書きの方が好印象を持つので、丁寧に気持ちを込めて書きましょう。採用担当者は、字はその人の性格を表すと考え、文字の綺麗さよりも字が欄外にはみ出でている、斜めに書いてある、欄に対して文字が小さい、誤字脱字がある、略字を使うなどをチェックします。手書きで書くとどうしても書き損じることがあります。修正テープや修正液を使う人がいますが、修正テープを使っている履歴書は見た目も汚く、応募の意欲が低いのではと思われあまり印象が良くありません。書き損じてしまった時は、必ず新しい履歴書に書き直しましょう。
応募する際におすすめの履歴書用紙を紹介します。JIS様式例準拠で作られた、基本情報をおさえたシンプルな履歴書です。履歴書作成をサポートする手引書や提出時に履歴書を折りたたまずに入れられる大型封筒もついています。1セットに履歴書4枚、大型封筒2枚、写真用接着シール4枚、手引書1冊が入っています。

次に、おすすめのボールペンです。エントリーシート用黒インキ0.35mm、履歴書用黒インキ0.5mm、チェック用赤インキ0.5mmとそれぞれに適した3種のゲルインキボールペンのセットです。速乾性があり書類を汚さずに書くことができます。また、なめらかなインキの影響で長時間の文字を書いても疲れません。

履歴書の書き方

空欄がなく文章量がしっかりある履歴書は、やる気を感じ取ることができます。特に忘れがちなフリガナの欄や提出する日付もきちんと書きましょう。フリガナは「フリガナ」とカタカナで書かれていればカタカナで、「ふりがな」とひらがなで書かれていればひらがなで書きます。
採用担当者は、面接後に履歴書を見ながら採用の相談をします。その時には、写真を見ながら話すことが多いので、写真は手を抜かず3ヵ月以内に撮影した証明写真をしっかり貼付けましょう。写真がしっかり貼付いていなかったり、はがれていたりするといい加減な印象を与えてしまいます。写真は、白いシャツに黒系のスーツかジャケットで、顔周りが明るく引き締まって見えるコントラストがはっきりしているものを選びましょう。また、医療・看護業界では一般的に髪の色が茶色すぎたりや長い髪を下ろしている、派手なアクセサリーや濃すぎるメイクの人は敬遠されます。
学歴を書く時は、中学卒業以降の入学・卒業を記入し、高校は省略せずに高等学校と書きます。職歴を書く時は、現在までの入職・退職を記入し看護以外の職歴がある場合はそれも忘れずに記入します。在職中の場合は現在に至る、退職した場合は一身上の都合で退職と書きます。在学中などに看護助手でアルバイトしていた場合は、アピールポイントになるので書いておきましょう。