看護師をして10年経ちました。最初はどの部署でも楽しく働くことができたのですが、異動が続くと自分に合わない上司や部署が判断できるようになりました。しかし、異動は絶対のため毎日が苦痛で、ある時自分で納得できない異動の辞令が出たとき転職しました。当時は転職に不安でしたが、今では、転職して良かったと思っています。同じ思いをしている看護師のためにサイトをつくりましたので参考にしてください。当サイトへのお問い合わせはこちらまでお願いいたします。
異動のサイクルはどれくらい?
看護師の異動事情
大学病院で働く看護師
大学病院で働いている看護師は、2年〜3年で部署異動があります。大学病院は科の種類が多いので、救急で働いていたのに整形病棟への異動や、内科から精神科への異動などまったく畑違いの部署への異動があります。特に入職したばかりの看護師は様々な科を経験させられるため短い周期で異動する場合があります。人によっては、自分が希望していないのにもかかわらず、2週間で違う病棟への勤務を命じられることがあります。ほとんどの病院では異動の時期が決まっているので、時期が来ると部署内の雰囲気は落ち着かなくなります。
看護師には、どうしても自分に合わない科があり、その場合はあらかじめ看護師長や看護部長にどうしてその科がだめなのかしっかり説明をすると違う科への異動になる場合もあります。
一般の総合病院で働く看護師
一般の総合病院でも3年〜5年で異動があります。異動内容は大学病院と同じく内科から精神科など今までとはまったく違う部署への異動があります。しかし、一般の総合病院では、事前に全職員へ異動を希望する部署を提出させているところもあります。また、異動を決める時には、ある程度の経験や技術に基づいて異動先を決めています。
しかし、やはり今までと違う部署への異動は未知なことが多く怖いです。また、どうしても自分の希望していない部署に異動してしまうこともあります。そのため、小児科へ異動したくなかったのに小児科への異動が決まってしまい退職を決意した看護師もいます。この場合の理由は、子どもが好きではなかったというよりも、小児科の雰囲気や働きにくさが関係し、小児科では働きたくなくなり退職を選んだそうです。
他の病院や施設への異動
県立病院など地方公共団体が経営する公立病院で働いている看護師は、消防学校や保健所など関連する病院や施設に異動になることがあります。関連する病院や施設への異動は、入職して数年の看護師ではなく数十年勤務している看護師が異動することが多いです。また、一般の総合病院でも関連する病院がある場合は違う病院へ異動する場合があります。しかし、関連する病院や施設へ異動が決まった場合は、今まで住んでいたところから遠く、住んでいたアパートやマンションから引っ越して、異動先に近い所に再び部屋を借りなければいけない場合があります。その場合、引っ越し費用を持ってくれる所もありますが、何も負担してくれない所もあります。関連する病院や施設への異動は、今までのライフスタイルが変わることが多いのでストレスを感じやすいです。
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看護師専門の転職サイトを利用しよう!
看護師が転職する時は、看護師専門の転職サイトを利用しましょう。転職サイトは、高待遇の未公開求人が豊富なので、自分の希望に合う求人が見つかります。また、おすすめの看護師専用の転職サイトを紹介します。
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自ら働きやすい環境をつくろう!
異動先で働きやすい環境を作るためには、事前に異動先の診療科について勉強し、上司から職場内の心構えや決まりごとを聞いておきましょう。また、異動初日は「一から教えていただく」という気持ちを真摯に伝えましょう。
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不公平と感じることも?
看護師の部署異動は、看護師長の意見が大きく反映します。そのため、看護師長の人間性によって長い間異動をしない人や短期間で異動する人、異動先の部署に不公平と感じることがあります。